休みの日は時間が経過するのが早いですね・・・
こんにちは~外はこんばんはな感じですね。
季節が進んで太陽が沈むのがとても速くなってきましたね~
これが植物の季節感の進行に影響があるのでしょうが
温度が今年は伴っていないし照明を使用した育成だと・・・無理か(笑
で今回は「ドリナリア・クエルシフォリア」の胞子培養を紹介します。
まぁ~名前だけではイマイチでしょう・・・
少しマニアックな植物を置いている園芸店だと
夏の終わり位にドリナリアの仲間を置いている所をチョクチョク見かけましたが
管理は・・・残念な所が殆どです(涙
仕方ないか~おしゃれ感だけっぽい感じで売られている事が殆どだし
お店によっては枯れたものを飾りとして販売しているお店もありますね(驚
早速~紹介です。
枯れた葉っぱに緑の葉っぱが混じるかんじですね~
この個体は全く株分けをしていない個体です。
うちのメインの植物です。
一抱え程の大きさがあります 来年は少し株分けもしてみようかと思案中です
でこの植物は三種類の葉っぱが出ます。
緑の胞子葉と栄養を作る葉基本は同じ形ですが
枯れた葉っぱの様に見えるのがシールドと呼ばれる葉です。
この葉の展開が完全に終わると胞子葉の裏に胞子嚢が現れます。
それと飼育環境が変わって落ち着いた頃に何方の葉っぱとも形の違う
葉っぱが出ます これが出るとシールドの展開が起こる方に思われます。
で胞子嚢からの胞子採集ですが
胞子嚢がついてしばらくすると胞子嚢自体が
濃い茶色に成るのと同時に重なりあった葉っぱに粉が落ちます
この時期になると増やす場合は胞子のついた葉っぱをカットし胞子の回収を
行います。
一部園芸店では胞子が落ちると見た目が悪いのと
胞子嚢自体を気味悪がる方がおられるので洗い流す事もしているようです。
回収した胞子を用土にまきます。
ごく薄くまきます すると3~4か月くらいで
前葉体なる変化が起こります。
一枚目は少しわかり辛いですが
二枚目は苔みたいな緑が前葉体です
シダ類の赤ん坊ですね
この段階に来た時点で少し培地を替えます。
これは種まきに使う商材です
苔みたいなのをほんの少し・・・一株分を植えて別れだした所です。
更にもう少し成長した個体を
ヘゴ材へ着生させたものが
こんな感じに変化していきます。
あとは成長を待つのみで親株へ進級していきます。
ザックリと流れの紹介だけですが
たそのうち詳しくも説明出来たらと思っています。
そうそう
このドリナリア含めカザリシダ類は
水分が好きなシダの仲間ですので
手にされた方は 水を沢山与えてくださいね~ただ水が溜まるのは
良くないので加減は必要ですが。
ではこの辺で~